2021/04/16
TRPGルールブックを売るなら?宅配買取サービス4社を比較。

中古のTRPGルールブックを売るならどこに売る? 宅配買取を利用したほうがいい理由と買取サービス4社を紹介!
それぞれの特徴を比較して自分にあったサービスを見つけましょう。
目次
TRPGルールブックを古本として売る
今回の記事では「TRPGルールブックを宅配買取サービスで売る」というテーマで、TRPGの宅配買取サービスを紹介します。 この記事で選んだ買取サービスは4つ。- Vaboo
- イエローサブマリン
- 駿河屋
- たいむましん
TRPGに価値をつけられる宅配買取サービスを選ぶ
TRPG関連書籍を売るときに、何も考えずに近所の古本屋に持ち込んだとしても「よくわからない本」だと思われて、価値を分かってもらえないとしたら査定額はどうなるでしょう? 査定額がすごく安くなってしまったり、場合によっては買い取ってもらえないこともあると思いませんか? 古書店も慈善事業ではなく商売である以上、売れる見込みのない本に高い買取価格はつけられません。 さて、本来の価値より低く査定されるのは売れる見込みがないから…ということは! 裏を返せば「売れる見込みのある店ならば正しい価値で査定してくれる」ということになります。 つまり中古のTRPGルールブックを販売をしているショップが行なっている宅配買取サービスを選ぶのがオススメです! TRPGルールブックを売る販売ルートを持っているショップの宅配買取サービスならTRPG関連書籍を売れる見込みのある本として見る事ができるため高く査定してもらえる可能性が上がりそうです。Vaboo

Vabooの特徴
・クトゥルフ神話TRPGなど海外産の人気シリーズが高額査定の傾向がある。 Vabooでは「クトゥルフ神話TRPG」系の書籍は高額査定がつきやすくなっています。 Vabooが査定基準を新たにした2021年以降、月間買取実績の上位にはクトゥルフ神話TRPGの関連書籍が複数上がっています。 他にも海外産の人気TRPG「パラノイア」なども高額査定になる傾向があるようです。 例えば記事執筆時点での買取額はこのようになっています。

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イエローサブマリン
イエサブの愛称で呼ばれるホビーショップ。 チェーン展開している有名店なので、自分も学生時代はTRPG書籍を買いに脚を運んだものです。 イエローサブマリンではTRPGルールブックの販売だけでなく、宅配買取も行なっています。イエローサブマリンの特徴
・インディーズ品も買取対象。 同人作成のTRPGの販売代行などもしているショップだけあり、イエローサブマリンではインディーズのTRPGでも買取っています。 ・ボードゲームも買取対象。 古本屋でなくホビーショップのため、本の形をしていないボードゲームなどの買取にも対応しています。非電源ゲームを売るならイエローサブマリンの郵送買取がオススメです。 ・雑誌や文庫系リプレイは買取対象外。 古本屋であるVabooと異なり、イエサブはあくまで非電源ゲームの買取なのでGMマガジンやRole&RollのようなTRPG系専門雑誌・リプレイ文庫の買取は行なっていません。 >>>イエローサブマリンでの中古買取はこちら駿河屋
駿河屋はインターネット通販に力を入れている大手店舗。 取り扱い商品ジャンルが多岐に渡る総合ホビーショップです。駿河屋の特徴
・駿河屋の「あんしん買取」は、とにかく手が広い。 駿河屋あんしん買取ではTRPGルールブックだけでなくリプレイ文庫やTRPG専門誌を商業・同人問わず査定してくれます。 ボードゲームも同様に査定してもらえる上に、インディーズ商品にも対応してもらえるなど非常に幅広いアイテムを取扱えるのが駿河屋の圧倒的な魅力です。 ・駿河屋の「あんしん買取」は手間と時間がかかる。 駿河屋の「あんしん買取」は買取手続きのためにすることが多く、時間を擁するので手間がかかりがち。 より簡易的な手続きで申し込みできる「かんたん買取」というサービスもあるので事前の準備が面倒な場合はそちらを利用するか、他のシンプルな買取サービスを検討したほうが、ご自身で作業する量が少なく済みそうです。 >>>駿河屋「あんしん買取」の申し込みはこちらたいむましん
たいむましんはレトロホビー、つまり「懐かしいグッズ」などの買取が強いマニアックなショップです。 TRPGには最近発売した真新しいものだけでなく骨董品やアンティークのような古いことに価値があるコレクター向けの旧作もあります。これらもレトロホビーの一種と言えるのではないでしょうか。たいむましんの特徴
・古いアイテムの買取が強い。 1970年代ごろから始まり50年近く続くTRPGの歴史。 たいむましんでは、レトロホビーとしてダンジョンズ&ドラゴンズなど古典TRPGの買取実績があリます。 古典TRPGや同時期のゲームブックなどのレトロホビーがあるなら、たいむましんを利用するのがいいかもしれません。 ・自宅まで買取に来てくれる出張買取サービス。 何と言ってもたいむましん最大の強みは自宅まで取りに来てくれる出張買取サービス。 運び出しなどをショップ側にお願いできるので売る側の負担が少ないのが嬉しいですね。 ・関東エリアでないと出張買取が使えない。 自宅まで取りに来てくれる出張買取サービスは便利そうですが、関東圏の外では来てもらえない場合もあるようです。 ・事前査定で2万円以上の買取額が必要。 自宅まで買取に来てくれるサービスは便利そうですが、事前に売りたい品を伝えて査定してもらい、原則2万円以上の買取見込みがないと出張してもらえないようです。 自分の売りたいコレクションの買取額が2万円に届きそうにない場合、出張買取でなく宅配買取になります。 >>>たいむましんでのボードゲーム・TRPG・ゲームブック買取はこちらTRPG書籍を中古で高く売るコツ
TRPGルールブックは本を参照しながら遊ぶゲームであるため、意識せずに使っていると査定価格の減少に繋がる取り扱いをしてしまうことが多くあります。 例えば本のページの端を折ってマークすると古本査定では「カド折れ」の本として査定額が下がってしまう可能性があります。 参照するページは付箋でマークをすることで本の状態を悪くすることなく、ページを開きやすくできます。(売る前に付箋を取り外しておくのもお忘れなく。) エラッタも直接ルールブックに書き込んでしまうと「書き込み有り」の本として減額対象になりやすいため、エラッタを記載した付箋を貼る方がベターです。 また付属のシートなどを本から切り離して使うTRPGもありますが、買取査定ではシートの付属していない本は査定額が大幅に減額される傾向があります。 最近では公式のサポートページなどでシートの印刷用データを配信しているTRPGも多いので、シート類はネットでダウンロードしたものを使い、本からシートを取り外さずに売りに出すことで減額要素を減らすことができます。サービス比較表
各社の買取傾向だけでなく、手数料や送料負担などを比較した表です。 サービスを選ぶ際の参考にしてみてください。サービス名 | 送料 | キャンセル返送料 | 振込手数料 | 買取可能なアイテム | 段ボール | 到着後査定日数 |
Vaboo | 1箱500円 | 無料 | 無料 | 書籍・CD・DVD・ゲーム | 自分で準備 | 2〜4日 |
イエローサブマリン | 送料無料 | 利用者負担 | 無料 | アナログゲーム | 自分で準備 | 7日以内 |
駿河屋(あんしん) | 見積3000円以上で送料無料 | 利用者負担 | 880円 | 書籍・CD・DVD・ゲーム・カード・フィギュアなど | 自分で準備 | 4〜14日 |
たいむましん | 送料無料 | 利用者負担 | 無料 | レトロホビー中心 | 買取見積額3000円以上でもらえる | 2〜3営業日 |
TRPGルールブックを売るなら?
TRPGルールブックを売ることができるサービスをいくつか紹介しました。 サービスごとに特色が強く、特に「他に取り扱うことのできる買取品目」に違いがあると感じました。 商業TRPGルールブックの他にも売りたいアイテムがある場合、- リプレイやTRPG専門誌、その他書籍や電子ゲームなら「Vaboo」
- 非電源ゲーム・インディーズTRPGなら「イエローサブマリン」
- レトロホビーなら「たいむましん」