2020/11/02
【いらない本は売る】古本を処分する前に知っておきたい3つのこと
片付けや引っ越しをするタイミングで、いらない本を処分したいと思うこともありますよね。
そんなときに、「どうやって本を処分しよう?」というのが一番悩むところです。
一度は手元に置いた本なので、せっかくなら後悔しない処分方法を選びたいもの。
今回は、いらなくなった本を処分する方法や引き取ってもらう方法についてまとめてみました。
目次
本の処分方法は大きく分けて3パターン
そもそも、本を処分するときにどんな方法があるのか気になりますよね。 本の処分方法は大きく分けると3つ。- ①本を売って現金化する
- ②寄付・寄贈や古本リユースを利用する
- ③本を捨てる
処分する前に本の状態をチェックしよう
いらなくなった本を処分する前に、まずは本の状態をチェックしてみましょう。 処分する前に確認したほうがいいポイントをまとめてみました。- 発売・発行から年月が経ちすぎていないか
- 黄ばみ・汚れはないか
- 折り目はついていないか
- 本に書き込みがないか
- 付録がなくなっていないかどうか
- 本のカバーがついているか
本を売って処分する方法4つ
いらなくなった本を処分するときに、比較的新しいものや状態が良いものは売って処分する方法もあります。 不要な本が片付くだけでなく、少しでもお金に換えることができますよ。 本を売って処分する方法は以下の4つ。- 店舗持込買取を利用する
- 出張買取で処分する
- 宅配買取を利用する
- フリマアプリ・ネットオークションを使う
店舗持込買取を利用する
不要な本を売るとなったとき、一番わかりやすいのがブックオフや古本市場などのお店に持っていく方法です。 「持込買取」は、お店にいらなくなった本を持ち込み、査定してもらって現金を受け取る方法のこと。 いらない本をまとめてお店に持っていくだけなので、気軽に利用しやすいメリットはありますね。 査定後、すぐに現金がもらえるのもうれしい点です。 ただ、本を大量処分するときにはおすすめできません。 重たい本を運んだり、場所によっては交通費がかかってしまったりするデメリットがあります。 逆にいえば、数冊の不要本を処分するときには向いていますよ。 買取に対応しているお店が近くにあって、売りたい本が数冊のときに向いている方法です。【持込買取はこんなときにおすすめ】
- いらなくなった本を数冊だけ売りたいとき
- 処分する本をすぐに現金化したいとき
<参考記事>
東京に住むあなたにおすすめしたい「持ち込み型」古本買取のお店まとめ
出張買取で整理・処分する
いらなくなった本を大量処分したいときは、「出張買取」を利用するのもいいですね。「訪問買取」とも呼ばれます。 名前の通り、自宅まで本を査定してくれる人が来てくれる買取方法です。 持込買取のように、重い本を運ぶ必要がありません。 こちらも査定後すぐに現金を受け取ることができますよ。 ただ、自宅に人を呼ぶことに抵抗がある場合は向いていませんね…。 事前に出張買取の日時を決めたり、予約をしたりと手続きに時間がかかってしまう部分もあります。 処分したい本が少ない場合は、そもそも出張買取ができないこともあるので注意が必要。 どちらかというと、本を大量処分したいときに向いている方法です。【出張買取はこんなときにおすすめ】
- 家から出ないで本を大量処分したいとき
- 処分する本をすぐに現金化したいとき
<参考記事>
古本の出張買取サービス11社を徹底比較!メリットもデメリットも解説します。
古本宅配買取を利用する
なるべく家から出ないで本を片付けたい・処分する本の数が定まらない、そんなときにおすすめなのが「宅配買取」です。 宅配買取は、段ボール箱にいらなくなった本をつめて宅配便で送る方法のこと。 ほとんどの宅配買取サービスは、送料無料で行ってくれます。 査定後、指定した銀行口座に現金が振り込まれますよ。 サービスによっては事前査定があるものや、返送料が無料のものもあるので利用しやすいですね。 私たちVabooは、古本の宅配買取サービスの会社ですので、ぜひ参考にしてみてください。 マンガや書籍だけでなく雑誌・ムック・CD・DVD・ゲームの買取にも対応しています。 いろいろなジャンルの本を処分したいときにぴったりですね。 宅配買取は家にいながら本を処分できて、手続きもすべてネットで完結するのでおすすめです。 おすすめの宅配買取サービスを比較した記事もありますので、参考にしてみてください。<参考記事>
本を売るならどこがいい?おすすめの古本宅配買取サービス10選【20社使って徹底比較】
ただ、いくら便利な宅配買取でも値段がつけられない本は買い取れません。 まずは、バリューブックスの「おためし査定」で査定額を確認して、値段がつくようであればそのまま宅配買取を利用しましょう。 値段がつかない本は、アマゾン・メルカリなどフリマサイトで売れるか見てみて、どうしようもなければ資源回収などで処分をすることを検討しましょう。【宅配買取はこんなときにおすすめ】
- 家から出ないで本を処分したいとき
- 処分する本が少なくても多くても買い取ってもらいたいとき
- いろいろなジャンルの本を処分したいとき
フリマアプリ・ネットオークションを使う
いらない本をできるだけ高く売りたいときは、フリマアプリやネットオークションを使うのもひとつの方法ですね。 流行りの本・人気ジャンルの本は、お店で買い取ってもらうよりも高く売れる可能性があります。 自分で出品する手間はありますが、少しでも高く買い取ってもらいたいときにおすすめです。 ただ、必ず本が売れるとは限りません。 とりあえずアマゾン・メルカリ・ヤフオクなどに出品してみて、反応がなければ買取サービスを利用するというのもありですね。【フリマアプリ・ネットオークションはこんなときにおすすめ】
- 流行りの本・人気ジャンルの本を処分したいとき
- 処分する本を少しでも高く買い取ってもらいたいとき
- 処分したい本が数冊のとき
<参考記事>
正直、本を高く売るならメルカリかアマゾンです【古本買取のプロが徹底調査】
本を処分して必要な人に届ける方法3つ
一度は手元に置いた本なので、愛着があってなかなか手放せないものも中にはあるかと思います。 そんなときにおすすめなのが、ただ処分するだけでなく、本を必要としている誰かに届ける方法。 今の自分にとって不要になった本でも、どこかの誰かにとっては必要な本だということを実感できる方法です。 次の人へとバトンを渡す気持ちでいれば、愛着のある本も手放しやすくなりますね。 本を処分して必要な人に届ける方法は以下の3つ。- バリューブックスのチャリボンで寄付する
- 学童保育施設に寄贈する
- 図書館に寄贈する
バリューブックスのチャリボンで寄付する
Vabooの姉妹サービスであるバリューブックスには、「チャリボン」というサービスがあります。 チャリボンとは、本で寄付をするサービスのこと。 チャリボンはお客様にお送り頂いた本の買取金額をお客様にお渡しするのではなく、NPOなどの団体に寄付をするサービスです。 どうせ本を処分するなら、人の役に立つ方法で処分したいというときにぴったりです。 ただし、2010年以前に出版された本や、ISBNのない本は寄付できません。 条件を満たしている本があれば、チャリボンに送ってみるのもよさそうですね。学童保育施設に寄贈する
学童保育施設や保育園・幼稚園などの保育施設に、いらなくなった本を寄贈するという方法もあります。 昔読んでいた絵本、子どもが大きくなってもう読まなくなった本…そういったものがあるなら保育施設に寄贈するのもおすすめ。 探してみると、本の寄贈を受け付けている保育施設は意外とありますよ。 あくまでも読むのは子どもなので、寄贈するなら絵本が適していますね。 もう読まなくなった思い入れのある絵本があれば、保育施設への寄贈を考えてみるのもいいかもしれません。図書館に寄贈する
図書館によっては、本の寄贈を受け付けているところもあります。 自分が読まなくなった本でも、図書館に置いてもらえれば必要とする人の手へと渡りやすいですね。 まずは、気になる図書館に「本を寄贈したい」と連絡してみましょう。 図書館の収蔵スペースや本の状態によっては寄贈できないこともありますが、ひとつの方法として覚えておくといいかもしれません。 ただし、不要な本をすべて引き取ってもらえるわけではありませんのでご注意ください。 図書館にとって「善意の寄贈本」は、手放しで歓迎できない事情もあります。<参考記事>
不幸な本を生まないために。図書館が望む、より良い寄贈本の在り方。
もし寄贈を望む場合は、まずは図書館に相談してみるのが良いでしょう。本を捨てて処分する方法3つ
黄ばみやしみがあって汚い本や、ボロボロになった古い本は値段がつかないことも多いです。 買い取ってもらえないような本は、思いきって捨てる方向で処分しましょう。 本を捨てて処分する方法としては、以下のようなものがあります。- 資源ごみの日に古本を出す
- 古紙回収センターを利用する
- 不用品回収業者に依頼する
資源ごみの日に古本を出す
本を捨てて処分するなら、資源ごみの日に出すのが手取り早いですね。 各自治体のルールに従って、決められた日時に指定の場所に出しましょう。 マンガや古本に使われている紙はリサイクルできるものなので、燃えるごみではなく資源ごみとして出すのが一番です。 そもそも、燃えるごみの日に大量の本を出すのは迷惑になってしまいますからね。 複数の本を処分する場合は、回収者が運びやすいようにしっかり紐でしばりましょう。 ただ、処分する本の量があまりにも多い場合はほかの方法がおすすめです。古紙回収センターを利用する
本を大量処分したいときは、古紙回収センターを利用するのもいいですね。ほとんどの場合は、無料で引き取ってもらえます。 古紙回収センターによっては、ポイントが貯まるところもあり、特にスーパーなどに併設されている古紙回収ボックスに多いです。 ポイントを貯めると景品がもらえたり、買い物に利用できたりと、ちょっとしたゲーム感覚で本を処分できて楽しいですよ。 古紙回収センターまで本を持っていく手間はありますが、自分の都合がいいときに処分できる点は魅力的です。 資源ごみで出すよりも気楽に処分できますね。 古紙回収に回った本がどのように再生紙に変わっていくか興味がある方はこちらの記事をご覧ください。<参考記事>